零スタッフの建築日記

カテゴリ: マツケン

こんばんわ。マツケンです。


最近は仙台東部道路、常磐道と東北道を爆走中です。ここ一か月の走行距離は社用車、自家用車併せて3,500km。

走る走る。
走りすぎて日中のラジオ番組も把握しました。好きな番組はDate fm金曜日のAIR JAM Friday。

その中でもドライブイン銀杏坂というコーナーは投稿しようか迷ったくらいです。


そして一時間に一回は流れるゼロサイドステーションのCM。社長の声が耳に入ります。

車の中でもその時だけは背筋が伸びます。



さて爆走する先は福島県相馬市。

今年の3月上旬に取り掛かった古民家改修工事が6ヵ月という時間を掛け節目を迎えることができました。

当初よりも大幅に遅れてのお引渡しです。お客様には大変ご迷惑をお掛けしてしまいました。

S様、ご協力頂きましてありがとうございました。


そして多くの職人さんのご協力を経てお引渡しをすることができました。

この場を借りて御礼申し上げます。

4_R

3_R


解体を始めたころは田んぼは土のまま。


それが相馬市に通う内に、水が張られ、苗が植えられ、稲穂が頭を垂れ、今日通ったら稲刈りが始まっていました。

6ヵ月とはそんなにも長い期間なのですね。


2_R

1_R

顔も知らないご先祖様から受け継いできたお家を、顔も想像できない子供たちの為に改修することはとても勇気がいることです。


それでも過去からのバトンを未来へ渡すことを決心して、零と巡り合い、職人さんが想いを込め、また次の世代へ託します。

6_R

5_R


まさに百年前から百年後へのリレーですね。

スケールでかすぎて想像もできないです。(でもこのお家は軽く百年前?との情報が…)

百年後のバトンを受け取った人にも是非次の世代へ託して欲しいと願います。

8_R

7_R


建築関係の仕事というのは実は百年単位で、後世の人たちに家や想いを遺せるすごい仕事なんだなと実感です。


9_R
5月のゴールデンウィークにお客様で焼いて頂いた杉板も大工さんに貼ってもらいました。
壁も石膏ボードでお引渡しです。DIYで珪藻土塗や塗装仕上げに挑戦します。
これも孫たちが笑いながらじいちゃんが塗った壁だと話してくれたら嬉しいですね。




10_R
養蚕も辞め、使われなくなっていた上部部分も一部ロフトとして再生しました。




11_R
天井を解体して表れた梁組は玄関から入ったらすぐにみえます。




13_R
新しく設置した欅の式台と掘りごたつを再利用した囲炉裏はこれから永く使われます。




12_R
少しずつ秋の歩みを感じます。薪ストーブで温まるのも近いですね。



お客様に楽しくこのお家に住んで頂けたら、自然と将来もこのお家に住んで頂けると思います。
零の家も百年後が楽しみですね



14_R
ちなみに6か月の間に仔猫も3匹産まれました。めちゃくちゃ可愛いです。
そして絶賛飼い主募集中だそうです。気になる方いらっしゃいましたら松本までご連絡ください。






こんばんわ、マツケンです。


もうすぐお盆ですね。お盆は地域によってかなり習慣の差が大きいと感じます。


新盆を、「あらぼん」って言ったり、もしくは「にいぼん」って言ったり、また違う地域では「しんぼん」って言ったり。


一体どれが正しい読み方なのか分からなくなります。


ちなみに私は「あらぼん」派です。


さて、今日のブログですが題名の通り国見峠の向こう側のお話です。


国見峠をご存じない方もいらっしゃると思いますが、国見峠は白石市と福島県国見町を隔てる県境の峠の名前です。

かつては峠越えの難所として名をはせ、鉄道時代もこの峠を避けて現在の阿武隈急行がつくられたそうです。





その峠の向こう側で今、新築工事をしています。


場所は福島県福島市です。零もついに福島県中通り地方に進出です。峠越えの難所を超えました。

2


場所は解体工事やらアパートの新築工事やら工事ラッシュに賑わう地域の一角です。



最近お隣の空き家が解体され、初めて正面からお家を見ることができました。



写真からだとメッシュシートで覆われ、何も見えないのが残念です。



工事も順調に進んでおり、福島の新しい大工さんともご縁があって一緒に仕事をさせて頂いております。



写真は床を貼っている作業の真っ最中です。貼り終わった床板を養生しながら工事を進めていきます。

3


零には20代の社員大工さんが在籍しておりますが、社外で若い大工さんと出会う機会はかなり少ないです。



しかし今回は30代前半の大工さんお二人と一緒に現場を進めています。



勉強することが沢山あります。今までの考え方を変えさせられる深い議論も良くします笑




そして福島県で工事するにあたって新しい職人さんとの出会いも多くありました。



また零の家を知り尽くした職人さん方も宮城県から多数きて頂いております。ありがとうございます(_ _)




4




苦労することはありますが自然エネルギーを沢山とりこむ零の家が福島県に建ち、原発事故があった福島県に、脱・原発  Yes!自然エネを掲げる零の家が建つ意味は大きいはずです。


こんにちは。新年度ですね。マツケンです。


昨日新入社員の深田君に会いました。一昨日まで高校生だった彼。


あまりにフレッシュで、眩しくて、直視できませんでした。


糊がパリッとのっている制服。たどたどしい足取り。携帯電話を手にした時からスマホだったというジェネレーションギャップ。


彼は初代ポケットモンスターをプレイしたことがあるのでしょうか?


きっと物心ついてゲームを始めた時はプレイステーション2とか3だったに違いありません(想像)。


私がテレビの前にかじりついてプレイしたスーパーファミコンの星のカービィ スーパーDXを知っているのでしょうか??


私も年を重ねたことを実感します。



さてさてそんなフレッシュな深田君が入社しましたが、入社4年目の私が今担当している現場は古民家です。


①


場所も宮城県を飛び出して福島県。最近は福島県や岩手県など県外からも問い合わせも増えてきています。


次の世代にこのお家をバトンタッチするために現場の職人さんと共に奮闘中で御座います。


土壁でできた日本のお家は元来全てを土に還すことができるスーパーハウスです。しかし高度化した現代にはすこしばかり冬寒かったり、使いにくい点も出てきてしまうのが実状です。


建て替えて新しくお家を建てることは簡単です。しかし先祖代々守り継いできたこの土地で、このお家を次の世代や次の時代に託したいというご家族の想いもあり今回工事をさせて頂くことになりました。


②


南側いっぱいにはりでた軒の出、これだけでもびびります。


なんで支えもなしにこんなにせり出していられるのでしょうか。不思議ですが、これが日本の技術でもあります。



③



④



室内は和室が連続的につながった日本古来の造りをしています。40年ほど前に北側を増築改修したので一部廊下も設置されています。



⑥






この日から解体が始まり、だんだんと骨組みがみえてきます



⑧


天井を解体するととてつもなく立派な梁がみえてきました。


昔は屋内で暖をとっていたので梁にも煤がつき、より力強くみえます。


⑨


今はこんなに立派な梁を使おうとしても入手することが難しいです。


大黒柱は30cm×30cm。背が一番高い梁は50cmは軽く超えていそうです。


⑩


床もすっかり無くなり、土の状態になりました。


⑫


今回メインで現場に入って頂く渡辺大工さんです。


大工工事以外もできるスーパー大工さん。とても頼もしく教えて頂くことばかりです。いつもありがとうございます。



零だけでなく色んな協力会社の方の力をおかりして少しずつですが進んでおります。


少しずつですが、ブログで報告したいと思いますのでお楽しみに!



⑬
↑ご依頼主のSさんと渡辺さんと飼い猫のももちゃんです。ももちゃんは気がつくと解体したお家の中によくいます。
(※Sさんブログに後ろ姿掲載してごめんさい!)


こんには、昨日は社長に食べ放題を奢ってもらいましたマツケンです。社長ご馳走様でした。
社長が先ほどブログ書いていましたが温野菜にいきなり連れて行ってもらいました。美味しかったです。
さすがに高校生のバイト君に下ネタを降った時は焦りました。
バイトちゃんにはジャブ程度の発言ですみました。





今日から3月に入りましたね。高校生は今日卒業式で4月から就職、進学。今月は別れと始まりの月でもあります。


このブログを書くときにふと3月に入ったから2月のブログアクセス数でも見てみるか、とアクセスを見てみたら2月11日に書かれたフミコさんの「建築用語の世界。」がダントツの閲覧数でした。
もう一回見ても面白いですね。こんな文才私も欲しいと思ってしまいます。





さて水曜日の今日は零は定休日。でもなぜブログを書いているかというと前回の当番の時に書けなかったので今日にまわってきました。
書いてない人はこうなるのでちゃんと当番の日に書きましょう。

ちなみに毎日ブログを書こうと提案した張本人は私です。





寒かった冬も少しずつ春へ移り変わり、家づくりから冬眠していた方もこたつから出てくるタイミングです。
3月はイベント盛りだくさん。毎週末どこかしらで見学会を開催します。ホームページも更新されていましたね、ぜひご覧ください。





今日ご紹介するのは3月11-12日に多賀城市新田で開催される「健やかに暮らす家」です。
今月中にお引き渡しをして、新年度は新しいお家で迎えられるご家族の新居をお借りして見学会を開催させて頂く運びとなりました。
家づくりを検討している方も、現在進行形の方も、もちろん住まい手さんもお越しください。

予約制なので事前に連絡して頂くことは忘れずにお願いしますっ!





壁に作り付けられた机からは豊かな田園と遠くには泉ヶ岳を望むことができます。
通常黒色のそよ風のダクトも今回は白で仕上げました。この机何と折りたためます。





P1011800





床は全て唐松材を使用しています。脂分の多い松材は時間が経つと共に赤みがかった色から昔の木造校舎の様な飴色に馴染んでいくのが特徴です。私も小学校は木造校舎でした。
雨の日は雨漏りがして大変でしたが良い思い出です。

ちなみに唐松は日本の固有種で脂分が多いので戦前は燃料として重宝された木材です。柱や梁に使う杉も日本の固有種。

日本らしさ零らしさを体感することができます。





P1011810





このお家の床は何とお客様自身で天然オイルを塗られました。コスト的にも抑えられるし、何よりも自分で床を塗ることで家を育てることができ愛着が湧きます。
2週かけて2回塗りましたので木目が一層引き立ってピカピカです。
早く飴色に成って欲しいですね。





もちろんバイオマスエネルギーを使用するペレットストーブも設置しています。冬にはこのストーブの上で餅を焼くこともできます。





P1011807





間取りが分かる写真も載せたいのですが、それは見学会に来ていただいてからのお楽しみです。
別れと始まりの季節の週末に零の見学会に遊びに来てみてはいかがでしょうか?




スタッフ一同お待ちしております。




こんにちは。元ラガーマンで技術チームのマツケンです。

ラグビーワールドカップイングランド大会での日本の活躍は凄かったですね!

ラグビーをやっていたからこそ、南アフリカに勝利したことは本当に驚きです。

ちなみに日本代表の大野均さんは福島県郡山市出身、畠山健介さんは気仙沼市出身です。

同じ東北・宮城出身の方がラグビー界でも活躍しているんですね。

4年くらい前に今も現役で活躍しているニュージーランド代表のマー・ノヌーと言う人を見たことがありますが、人間とは思えない筋肉をしていました。バキです、バキ。


話は逸れますが、10月11日に私は地元である福島県田村市に帰省しました。その理由は地元の例大祭に参加するため。

060


例大祭は神様に収穫の報告とお礼をするために地区の神社を巡り新米を奉納します。そしてこれまでの一年間の感謝とこれからの一年の五穀豊穣・家内安全を願います。
いつからか分からないですが子々孫々と受け継がれている行事です。

しかし私の地元も御他聞に漏れず少子高齢化の流行(ブーム)に乗り行事の存続が年々難しくなっています。
しかも伝統行事である笛・太鼓のお囃子ができる後継者がいないというおまけ付き。

私は笛・太鼓がおもちゃ代わりで育ったので少しでも力になりたいと思い毎年参加しています。

057

痛車と言ったらバチがあたりますが、例大祭仕様にカスタムされた2tトラックで地区の神社を周ります。


心地好い秋風に荷台の上で当たりながら、のんびり進んでいきます。

067
宮司さんも同行して、各所で祝詞?をあげます。

この頃私は場所場所で振舞われるお神酒で笛の息が続きませんでした。
力になりたいとか言っておきながら全くなっていません。
酔っているおっちゃんは獅子舞でなまはげの台詞を高らかに叫んでいます。それじゃない。
そして時々会う幼馴染や友人の親御さんに挨拶をしながら進んでいきます。

KIMG0557
やっとの思いで神社に帰ってくれば、すぐに陽が落ちました。



KIMG0552
そして近所を巡れば何か心にぐっと来る古い建物も沢山あります。

KIMG0522
これは庄屋さんのお家。今は物置です。中に入ればダイナミックな梁に驚きます。

KIMG0478
これは実家の一室。障子がとても綺麗です。冬は換気が効いているので寒さが洒落になりません。


以前読んだ本では教育とは文化を受け継いでいくこと。と書いてありました。
そして誰かが子供は家族に育てられるが、地域にも育てられて成長していく。とも言っていました。
今思ってみれば当たり前だけどそれが難しいのが今の社会なのかもしれません。

子供の頃は地元には何もなくてつまらない場所だと思っていましたが、大人になって地元を離れてみれば気付くものは沢山ありました。

未来の子ども達に
みせてあげたいものが沢山ありました。

んー、考えさせられる。

このページのトップヘ