零スタッフの建築日記

カテゴリ: インターン ショウコ


こんにちは。

インターンの高橋です!

 

肌寒くなってきましたね・・・

そろそろ薪ストーブの季節か
ということで、ゼロ村市場では薪ストーブのクリーニングが行われました。

その様子を密着取材しました!!

 

今回クリーニングしたストーブは、トラビス・インダストリーズの「CAPE COD」という薪ストーブで、
少し赤みがかった黒色でツヤのあるタイプでした。

煙突掃除は以前に行っており、今回は本体内部のクリーニングです。

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 清掃前の内部はこんな感じです!
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13:15  部品外し・汚れ落し
 

内部の側面には耐火性レンガや鉄が金具で固定されており、そこに煤や錆が付着しています。

それを部品一つずつ丁寧に外していきます。
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汚れを落とす方法は、ワイヤーブラシやスクレイパーという平らな棒で汚れを削っていきます。

また、鋳物は水に弱いため、水をかけるのは厳禁なんだそう!
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汚れはストーブを使用しない梅雨の時期に、湿気でサビが付着してしまうので、夏の時期に一度焚くことも手なんだとか!

しかし、やはり夏場にストーブを焚くのは難しいですよね

 

なので、基本は、使い終わった春と使い始めの秋にしっかりクリーニングすること!

また、春のクリーニングで、あえて灰を残す方法もあります。

これは、灰の吸湿性を活かして、
夏の湿気で錆びるのを防ぐという効果を期待したものですが、湿気を吸いすぎると逆に錆びてしまうので、効果の判断が難しいところです。

 

14:30 掃除機かけ・バッフル板の補修
 
部品を外したら、内部の煤を掃除機で取り除きます。 
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 また、ストーブの中では排気される空気をよりクリーンにするために、ある仕組みが

それは、内部の天井に仕切りや触媒を設置して、排気される二酸化炭素を更に燃やす、二次燃焼と言われるもの。


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今回はバッフル板と呼ばれる仕切り板がゆがんでいたため、後日新品部材に取り換えることになりました。

 

それが終わると、きれいにした部品や新しい部品を元の位置に戻して完成です!

クリーニング後はこんな感じです!!
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部品が並んでいるのが良く分かるようになりましたね!


ゼロ村市場のストーブにも、もうそろそろ火が入るかも?


ストーブを見に、ゼロ村市場にぜひお越しください!
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はじめまして、現在零でインターンをしている、高橋昌子です!

明日から見学会が開催される、
お宅の薪ストーブ設置工事に同行させていただきました。

零の環境事業部、その名も「焚人(たきびと)」!

焚人のストーブ設置の一部始終をまとめました!

 午前8時30分 ストーブ本体やストーブ用の炉壁、煙突、工具等をトラックに搬入。
 
 今回のストーブは、「NESTOR MARTIN(ネスター・マーティン)S43(黒鉛色)」というタイプのストーブを使用しました。これは、ヨーロッパスタイル代表格で、安定感と凛々しさを併せ持つ、見た目も炎も美しいストーブです。設置し終わったときが楽しみ

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午前10:00 設置するお宅に到着
 
 この日はストーブ設置工事の後半戦。
 屋根開口部の板金工事などは終了していました。

 そのため、まずは
2階の煙突設置から作業を開始します!

 煙突の位置が確定しなければストーブの位置が決まらないということもありますが、実は、薪ストーブにおいてストーブ本体よりも煙突部分が重要なんです。

 これは、薪ストーブは煙突の中で暖かい空気が上へ昇っていく現象「ドラフト(上昇気流)」を利用して空気の流れを維持し、燃焼を促進しているためです。

 また、煙突の延ばし方には
2種類あります。
 1つは、ストーブ本体から屋根まで真っ直ぐに延ばすタイプ「屋根抜き」です。
 2つ目は、ストーブに面した壁から外に煙突を出して延ばすタイプ「壁出し」です。

 ドラフトの流れや結露防止のため、新築の場合は「屋根抜き」が多いのですが、既存の住宅に導入する際は、「壁出し」を採用することが多くあります。
  


 今回は新築物件であったため「屋根抜き」を採用しました。
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 作業は、屋根と
2階の間の穴角煙道(かくえんどう)」に結露防止のため断熱材を入れます。
 その後、角煙道を閉じるためのスチールの板(フラットプレート)をサイズに合わせてカットし、固定します。

天井へのプレートの設置は、重力に逆らう作業であるため安定しにくいのですが、安全と美しさのため、1mmのズレも妥協しません。

 まさに職人技です

 こんな体勢にも
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午前10:3011:45 第一関門

 バンドで煙突を固定し、煙突を延長すると、1つ目の関門!
 2階から1階への煙突を固定する作業です。角煙道にコの字型の固定器具角煙道用固定金具」を用いて煙突を安定させます。
 しかし、壁の中にある見えない骨組みにビスを留めなければなりません。骨組みの無いところに詰めても薄い壁にビスが刺さるだけでまったく安定しません。そのため、壁をコンコンとノックして確かめていくのですが、素人には聞き分けが非常に難しいのものです。また、1度穴を開けるとやり直しが効かないため責任重大です。

 そして、ビスを打つ作業も容易ではありません。煙突が通っているため、ビスを打つ器具(インパクトドライバー)の角度が取れません。そこで、1階と2階の両方からドライバーを受け渡ししながら、息を合わせて何とかビスを打つことが出来るのです。
 
 これらの作業は、固定金具の水平さや煙突の垂直さ、
1階へ物を落下させないこと、周りに傷をつけないことなど、本当に神経を使う作業です

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午後1時 第関門


 裏庭まで炉壁の搬入!炉壁とは、熱を遮断して壁の炭化を防ぐための壁で、今回の炉壁は非常に大きくて重たいもので、男性3人がかりでも骨が折れる作業でした。

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 そして、次にストーブの給気用のす穴を開けます。まっさらな壁に穴を空ける作業は多くの工事をしている焚人たちにとっても、失敗のできないドキドキの瞬間です。そのため、何度もサイズを測り穴を空ける場所を確認します。

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午後2時~3時 第三関門そして、完成
 
 炉壁の設置です。
 重くてバランスの取りにくい炉壁をどこにも傷や汚れをつけないように運びます。一瞬の隙も許されません。

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 そして、無事炉壁の設置を終えると、完成も間近。後は、ストーブを搬入し、煙突をつなげ、1階と2階の間の角煙道に断熱材を入れ、フロア用フラットプレートで閉じれば完成です。

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記念にパシャリお疲れ様でした
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一仕事を終えた焚人たち、いい~笑顔です。


これでインターン生髙橋のレポートは終わりです!
ご一読くださりありがとうございました

さて、この薪ストーブを設置したお宅の完成見学会が、
なんと明日から!行われます。
場所は青葉区高野原。予約制になっておりますので、お気軽にお申込みください。

http://www.zerocraft.com/kengaku/1285-zerobaco.html

そしてそして、今週末は2棟同時開催!

http://www.zerocraft.com/kengaku/1284-2016-08-29-11-02-34.html

こちらは零のリノベーション「ZEROVATION」です。

こちらのお宅にも、かっこいい薪ストーブが設置されています…
こちらは予約不要です。
19日(月・祝)には、珪藻土塗りのワークショップもあります!

ぜひお越しくださいね!


 



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